トラリピのゾーン売買

トラリピとユーロ/ドルのゾーン売り

ここでは、トラップリピートイフダン(トラリピ)を使ったゾーン売買を紹介します。

今、もっとも旬なユーロ/ドルのゾーン売りに注目してみます。
(2012年2月現在)

それは、ユーロ売りは、欧州の債務問題が根本的に解決するまでに、
為替市場のテーマであり続けると見て取れるからです。

ここでは、多数あるユーロが絡んだ通貨ペアの中でも、ユーロ/ドルの売りをオススメします。


買いも売りも同じ意識で

(株式とはちがい、FXの買いと売りは
性質がちがうものではありません。
買いは上昇の、売りは下降の予想であり、買い
でも売りでも予想が当たれば利益を得られます。)

ユーロ/ドルは基軸通貨のドルが絡んだ
通貨ペア(ドルストレート)なので、
情報に対して敏感に値動きしやすい特徴があります。

ユーロ/ドルの売りの3つの理由

理由 ; 依然ユーロの問題は市場のテーマ

ユーロ/ドルの売りの3つの理由 その1

FXの世界ではマーケット参加者が注目している事柄ほど、
関連情報がダイレクトに値動きを左右します。
こういった相場の旬を「テーマ」と呼びます。
今のテーマはもちろん債務問題に揺れるユーロです。


理由 ; ドル絡みなので情報をすぐ反映

ユーロ/ドルの売りの3つの理由 その1

為替相場は基軸通貨であるドルを中心に回っているため、
ユーロ/円などのクロス円通貨の値段は、
左のようにドルが絡んだ通貨ペアとかけ算した値段。
よって、どうしても材料に対する値動きの反応が鈍くなります。


理由 ; 値動きが大きいほうがチャンス

ユーロ/ドルの売りの3つの理由 その1

ユーロ/円の売りでもテーマ通りですが、
昨年10~12月ではユーロ/ドルのほうが値動きしています。
値幅があるほど収益チャンスがあるため、
この点からもユーロ/ドルの売りがベストといえるでしょう。


 注意:円が絡んでいない通貨ペアでも基本はまったく同じ!

●どんな通貨ペアでも上がるか、下がるかを予測して投資する点は変わらない。
●クロス円にこだわりすぎて
 通貨ペアを固定すると、投資のチャンスを逃すことになりかねない。


ゾーン売買の実践

FXの本質は上がるか下がるかを予想するだけのシンプルなものです。
それなのに、明らかに半分以上の人が負けているのは、注文ポイントがむずかしいからです。
ピンポイントで頂点や谷を狙おうとして失敗すれば、上がるか下がるかの予想が当たっていても、資産を失うことになりかねません。

とはいえ、ゾーンで注文を仕掛けるのも決して簡単ではなく、本来なら複雑な操作が必要です。

しかし下図のトラリピを駆使すれば、簡単な操作でゾーン売買をセットすることができます。

* むずかしいピンポイント売買は避け大ざっぱにゾーンで注文を入れる

① ピンポイント売買

ピンポイント売買

下がるとわかっていても、ベストのタイミングで売りを入れるのは、むずかしい。
タイミングをまちがえると、損失を生む可能性も。


② ゾーン売買

ゾーン売買

点ではなく範囲の中に複数の注文をしかければ、
ピンポイントで狙うより簡単に、有効なポイントでエントリーができる!

トラリピ

ゾーン売買の強い味方トラリピ 狙った範囲に簡単な操作で注文予約 

利益確定後再び同じ注文を自動実行!

トラリピ

「トラップ」「リピート」「イフダン」という3種類の注文を組み合わせたものがトラリピです。
上の例でいえば、値段が上がってくることであらかじめ設定しておいた複数の売り注文がヒット。
値段がうまく下がって利益確定後、自動的に同じ売り注文が再設定されるので、
同じ展開が続くほど利益が積み上がっていきます。

ユーロ/ドルのゾーン売り

また同じ注文を自動で再設定してくれるため、同じ展開が続くほど利益を積み上げることができるトラリピ!

次のぺージでは、トラリピ手法での具体的なユーロ/ドルのゾーン売りを解説します。

トラリピ(トラップリピードイフダン)に関しては、当サイトのトップページで詳細を解説しています。

このページの文章・画像 参考雑誌:「FX攻略.com 4月号」P8~P9
      発行・発売;株式会社シンセイ (2012年2月21日発行)

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  必ずご自身でお確かめ下さい。

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